串本大辺路周遊コース

熊野古道大辺路を歩く串本周遊コース

無量寺内 応挙芦雪館

熊野古道は田辺から中辺路を通って本宮に至る「中辺路街道」が有名ですが、海沿いを回る「大辺路街道」も一部が世界遺産に登録されています。
串本町内にも熊野古道があるのですが、残念ながら世界遺産には登録されていません。
しかし、当時の絵画が残る「串本応挙芦雪館」や熊野古道大辺路の地蔵など往時をしのばせるスポットや、橋杭岩などを巡ってみましょう。

おすすめタイムスケジュール

所要時間 : 見学時間も含め、3時間30分〜4時間のコースです。
串本駅までの電車はJRおでかけネットでご確認下さい。



串本駅
↓15分
無量寺・串本応挙芦雪館
(見学約30分)
↓30分
塩浜橋近く、
熊野古道への分岐
↓50分
くじの川辻地蔵
↓15分
国道42号線に合流
↓10分
弘法湯温泉
↓5分
橋杭岩駐車場
↓30分
串本駅

串本駅をスタート

串本の中心街にある串本駅をスタートします。
串本駅には串本町観光協会の事務所があるので、まずは情報を得てスタートです。
駅前からすぐに国道42号線ですが、その手前の商店街に右折します。
しばらく進むと、小さな川にかかる橋がありますので、その手前を右折します。
そのまま川沿いの細い道を歩くと、無量寺と、境内に併設されている小さな美術館「串本応挙芦雪館」があります。

無量寺と串本応挙芦雪館

無量寺
無量寺
応挙芦雪館
串本応挙芦雪館

無量寺の境内にある串本応挙芦雪館には、江戸中期の水墨画家で円山派の祖である円山応挙と、数多の弟子の中でも秀逸の才を誇った長沢芦雪の作品を中心に、室町、桃山、江戸時代の絵画96点を展示しているほか、串本の笠嶋遺跡から出土された品々も合わせて鑑賞する事ができます。
宝永4年(1707年)に起きた大地震と大津波に襲われた無量寺でしたが、天明6年(1786)に再建される際、当時の住職が親しかった円山応挙にふすま絵などを依頼しました。
その絵を届けたのが弟子の芦雪で、芦雪自身も滞在中に数多くの作品を描いています。
ふすまに描かれた芦雪の「虎図」「竜図」など国重要文化財に指定された作品のオリジナルを含めた展示品数点は、収蔵庫にて間近に見る事が出来ます。
「入場料 大人1,000円、子ども500円」

熊野古道大辺路へ

くじの川
くじの川の古道
くじの川辻地蔵
くじの川辻地蔵

 串本応挙芦雪館を出て、来た道とは反対方向に細い道を国道42号線まで進みます。
国道に出たら右折し、少しの間国道を歩きます。
1km程で「くじの川」河口にかかる「潮浜橋」を渡り、さらに200mほど進むと、右の線路をくぐる道がありますので入っていきます。
ここからが熊野古道大辺路の一部となります。熊野古道といっても、現在は生活道路として使われているため、舗装路になっています。
先ほど線路をくぐって約2km、40分ほどで「くじの川辻地蔵」があります。
ここから橋杭岩方面への道もありますが、そのまま古座方面に向かいます。
辻地蔵から15分ほどで、海沿いの国道42号線に合流します。
ここから古座方面に熊野古道大辺路が続きますが、国道を串本方面に戻っていきます。

弘法湯温泉へ

弘法の湯
弘法の湯

 国道沿いに橋杭岩の一部がそそり立っているところを過ぎると、海側に小さなコミュニティ浴場「弘法湯温泉」が見えてきます。
区営の温泉浴場で、火曜・木曜・土曜・日曜の13:30〜19:30のみ利用できます。
空いていれば入ってみましょう。
浴室の窓から見える広大な海の風景に、心までもが洗われる様です。
弘法湯にはその昔、難病で苦しむ村人を弘法大師が夢枕に立って温泉の場所を教え、その湯の力で人々を病から救ったという言い伝えが残されています。

入浴料:大人300円、小人100円、洗髪料100円、貸切5,000円
泉質:単純泉(緩和性、低張性、微温泉)
適応症:神経痛、リウマチ、疲労回復、運動機能障害など

橋杭岩へ

橋杭岩
橋杭岩

 弘法湯温泉から橋杭岩までは目と鼻の先で、歩いてもすぐに橋杭岩の駐車場に到着するほどの距離です。
大島に向かって一直線に巨岩が連立する景勝「橋杭岩」は一見の価値があり、夕暮れ時は眺めを楽しむ人々で賑わいます。
橋杭岩駐車場のまわりには、お土産店や食堂などがあり、また海沿いの観光地にはおなじみの海の幸の焼き物もあります。
普段は海の中に立ち並ぶ岩に近づく事はできませんが、潮が引いていればそそり立つ橋杭岩の近くまで歩いて行けますので、記念写真と休憩にちょうどいいところです。

サンゴの湯

サンゴの湯
サンゴの湯

 橋杭岩から約1kmで串本市街地です。先ほどの弘法湯温泉に入れなければ、山手の「サン・ナンタンランド」に向かう道沿いに日帰り温泉施設「サンゴの湯」がありますので、立ち寄ってみましょう。
外壁に描かれた珊瑚の絵の色鮮やかさが目を引く「サンゴの湯」の名前の由来は、串本町が本州随一のテーブルサンゴの群生地であることから来ています。
マリンスポーツを楽しんだ後や釣り人が気楽に立ち寄る事が出来、湯冷めしにくく、のんびりとリラックスの出来る温泉で、11:00〜21:00まで営業しているサンゴの湯の定休日は毎週月曜日と年末年始。
サンゴの湯から串本駅までは約400mです。

参考

交通機関リンク

熊野交通 勝浦・新宮の路線バス・定期観光バス・観光船
JRおでかけネット JRの時刻表など



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