大門坂で那智の滝へ

那智大社と那智の滝

熊野古道大門坂を歩いて那智大社・青岸渡寺・那智の滝へ

 「熊野那智大社・那智山青岸渡寺・那智の滝」といえば、那智勝浦の定番コース。
 多くの方は車で「那智山」まで上がってしまいますが、その手前には杉並木に囲まれた石段「大門坂」という古道が残されているのをご存じでしょうか?
 約30分で古道の雰囲気を楽しめるお勧めコースで、那智大社と青岸渡寺に歩いてたどり着けば、きっと当時の人々の感動を味わえるでしょう。


おすすめコース

バス利用 車利用
紀伊勝浦駅前 各地より国道42号線を利用、那智駅前から那智の滝方面に入り、大門坂駐車場に駐車
↓約20分
↓徒歩5分
大門坂(バス停) ※大門坂入口
↓大門坂(徒歩約30分)
(神社お寺前駐車場)
↓467段の石段を登って・・
熊野那智大社・那智山青岸渡寺
↓境内から「滝方面へ」の道を下ります
那智の滝
(滝前バス停)
↓約20分 ↓約8分
大門坂駐車場前バス停下車
紀伊勝浦駅前 大門坂駐車場

大門坂へ

 紀伊勝浦駅前〜那智大社・青岸渡寺方面のバスは熊野交通が1時間に1〜2本運行していますので、大門坂バス停で下車しましょう。
 車利用の方は、大門坂入口の手前にある「大門坂駐車場」に駐車し、大門坂まで歩いてきます。
 熊野古道の案内板に沿って分かれ道に入ると、数軒の民家がありますが、少し進むと小さな「振ヶ瀬橋」が架かっています。ここが聖地への架け橋。
 橋を渡るとすぐに、道の両側にそびえ立つ巨大な杉「夫婦杉」が見えてきますが、手前に「大門坂茶屋」があります。ここでは平安衣装の有料貸出を行っておりますので、夫婦杉をバックに記念写真などはいかがでしょうか。
 夫婦杉に近寄ると、その大きさに圧倒されます。樹齢800年といわれ、幹の周囲は8mもあります。その巨木の間を通って、いよいよ大門坂のスタートです。
 ほどなく、熊野九十九王子の最後の王子「多富気王子」があります。大きな石碑が建てられており、地元の人は「児宮(ちごのみや)」と呼び親しんでいます。
 苔むした石畳の石段をどんどん登っていきます。道の両側には百本以上の巨大な杉並木が連なっています。
 登り切ると、那智山バス停近くの駐車場に出ます。

熊野那智大社・那智山青岸渡寺へ


熊野那智大社

那智山青岸渡寺

 那智山バス停近くの駐車場に出たら、右に駐車場の料金所が見えますので、そこを通り過ぎるとすぐに那智大社・那智山青岸渡寺への参道の石段が見えます。かなり長い石段ですが、途中お土産店などがありますので覗きながら登っていきます。
 登り切って朱色の鳥居をくぐると、熊野那智大社です。鮮やかな朱塗りの社殿が目を引きます。

 お参りを済ませたら、右に歩いていくと、すぐに那智山青岸渡寺です。国の重要文化財に指定されている歴史ある寺で、西国33カ所観音巡りの第一番礼所でもあります。本堂前から振り返ると、三重の塔と滝が一枚の絵のように見下ろせます。
 ここから滝方面への道案内に沿って、那智の滝へ下りていきます。一度車道に出たあと、滝への石段を下りていきます。轟々と流れ落ちる日本一の滝を堪能したら、車道まで石段を戻ります。車道に出たところに、滝前バス停がありますので、バスの時間を確認しましょう。ここから紀伊勝浦駅方面行きのバスに乗るか、時間があれば車道を歩いて那智山バス停近くの駐車場まで戻っていけば、途中のお土産店でのショッピングも楽しめます。

 車の方は、再び大門坂を歩いて下りてくるか、バスを利用して大門坂駐車場まで戻ってきます。


おわりに

 多くの方は車で那智山まで上がってしまいますが、バスの時間をうまく合わせれば、車利用で約2時間、紀伊勝浦駅からバス利用でも約3時間で、熊野古道の雰囲気と熊野那智大社・那智山青岸渡寺・那智の滝を楽しむことができます。
 大門坂を歩いて登り、ほんの一部とはいえ往事に思いを馳せてみましょう。(ついでに普段の運動不足を痛感するという効能もあり?)

参考

交通機関リンク

熊野交通 路線バス時刻表など



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