新宮市内文化を訪ねて

新宮市内文化と歴史ウォーク

熊野の要(かなめ)・新宮市は、古くは熊野速玉大社の門前町として、そして新宮城の城下町として、そして熊野川上流から筏で流されてきた木材を扱うなど、熊野地方の中心地として栄えてきました。
また、新宮の地は佐藤春夫をはじめとした数多くの文化人を輩出してきました。新宮の街中を、歴史と文化を訪ねて歩いてみましょう。

おすすめタイムスケジュール

新宮駅
東くめ
「鳩ぽっぽ」歌碑
↓約100m徒歩1分
徐福公園
↓約400m徒歩5分
西村記念館
↓約300m徒歩5分
新宮城跡(丹鶴城公園)
↓約600m徒歩10分
熊野速玉大社
佐藤春夫記念館
熊野速玉大社
佐藤春夫記念館
↓約1.3km徒歩20分
神倉神社(登り口)
↓長い石段徒歩20分
神倉神社(頂上)
↓長い石段下り15分
神倉神社(登り口)
↓約800m徒歩15分
浮島の森
↓約0.5km徒歩5分
新宮駅


このコースは新宮駅出発・ゴールとなります。
熊野の交通の要になっていますので、熊野各地からのバスは熊野交通のホームページで、新宮駅までの電車はJRおでかけネットでご確認下さい。

新宮駅前で文化と歴史に出会う


熊野地方ではいちばん交通の便が良い新宮駅がスタートです。
新宮駅構内には観光案内所もありますので、立ち寄ってみましょう。
新宮駅を出ると、駅前広場の一角に、東くめ「鳩ぽっぽ歌碑」があります。
東くめは新宮市に生まれ、明治32年わが国で最初の口語体による 童謡などを作った人。「はとぽっぽ」「お正月」などの作品があります。
さて、駅から出たら、右手に徐福公園の色鮮やかな楼門が見えます。駅から道路をわたったらすぐです。
徐福は、今から二千二百年ほど前、秦の始皇帝の命により不老不死の霊薬を求めて熊野に渡来したと伝えられています。徐福はこの地に自生する「天台烏薬」という薬木を発見しましたが、温暖な気候や土地の人々の暖かさに触れてこの地を永住の地と定め、土地を拓き、農耕、漁法、捕鯨、紙すき等の技術を伝えたと言われています。
園内には徐福の墓や徐福ゆかりの「徐福茶」などを販売している売店などがあります。
詳しくは徐福協会websiteをご覧ください。

西村記念館へ

徐福公園を出たら、少し駅方向に戻り、賑やかな丹鶴商店街を歩いていきます。300mほど歩くと、右に西村記念館があります。
西村伊作は、 教育改革や住宅改良などに先駆的役割を果たした人で、西村伊作自身が設計した自宅を記念館として公開しています。
詳しくは新宮市のページをご覧ください。
西村記念館

新宮城跡(丹鶴城公園)

西村記念館を出たら、そのまま丹鶴商店街を歩いていきます。200mほど歩くと少し広い通りにでますが、右を見ると新宮城の石垣が見えます。新宮城跡(丹鶴城公園)の入口の門がありますのでくぐって石段を上っていきましょう。
現在は石垣のみが残り公園として整備されていますが、熊野川河口の高台にあるので、新宮市内はもちろん熊野川や熊野灘も見渡せる眺望が良い場所です。春は新宮随一の桜の名所で、多くの花見客で賑わいます。
眺望を堪能したら、再び同じ石段と下って門を出ます。


熊野速玉大社・佐藤春夫記念館

丹鶴城公園の門を出たら、歩道を右に歩いていきます。400mほどで国道42号と交差しますが、そのまま国道を渡ると、熊野速玉大社の鳥居が見えます。
熊野速玉大社は、本宮・那智とともに熊野三山のひとつに数えられ、かつては熊野権現の名で一大宗教王国を構成していました。
神倉山に祀られていた神を現在の社地に移し、それ以来、神倉山の元宮に対し、ここを新宮と呼んだというそうです。
敷地内にある神宝館には、1200点にものぼる国宝が保管展示されており、かつての栄華を感じさせます。

速玉大社にお参りしたら、大社横駐車場に面して建っている佐藤春夫記念館へ。
東京都文京区にあった作家・佐藤春夫の邸宅を移築、文学記念館としたもので、自筆原稿などが展示されています。佐藤春夫は、大正中期から昭和30年代にかけて活躍した日本の代表的文学者です。
(詳しくは、佐藤春夫記念館のホームページで)


「元宮」神倉神社へ

速玉大社を出たら、一度国道42号まで戻ります。国道42号の交差点を渡らずに右に曲がり、歩道を歩いていきます。600mほど歩き、「裁判所前」の交差点で右に曲がります。少しはいると左手に小学校がありますので、小学校の裏の水路沿いの歩道を回り込んでいくと、神倉神社への登り口が見えます。登り口の鳥居から見た石段はあまりにも急なので圧倒されます。足下に自信がない方は上らない方がいいかも・・・というくらい急です。
頂上まで約20分。
ご神体の「ゴトビキ岩」と朱塗りの社があります。日本書紀に「天の磐盾(あまのいわたて)」と記載されていおり、古代の人々は、絶壁の上に神が宿ると信じていました。
また、神倉神社からの新宮市内の眺望は絶景です。この景色を見るだけでも、長い石段を上る価値があります。
しかし、石段の下りは特に危険ですので気を付けましょう。

天然記念物「浮島の森」

神倉神社を出たら、裁判所前の交差点まで戻ります。
ここでは国道42号を渡ると、「浮島の森」の案内板がありますのでそのまま直進します。
10分程歩くと、左に「浮島の森」があります。
島全体が沼の中に浮いていることから「浮島」なのですが、島には寒暖の植物130余種が混生しており、国の天然記念物に指定されています。森の中を歩く歩道が付いており、そこから森の中に入っていくことができます。市街地の中心にあるにもかかわらず、うっそうとした森は必見です。
(入場料 大人100円、小人50円)

浮島の森を出たら、新宮駅まで歩いて5〜6分です。

参考

交通機関リンク

熊野交通 勝浦・新宮の路線バス・定期観光バス・観光船
JRおでかけネット JRの時刻表など



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